掛川・茶草場巡り  その①

静岡県の掛川に向けて出かけました。
日本有数のお茶どころとして知られる掛川に
春の花を求める旅の始まりです。
          撮影日  2019年3月23日  曇

東海道新幹線品川駅から各駅停車こだまを利用
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掛川駅は7駅目で,初の訪問となりました。
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表題の「ちゃぐさば」とは地元で呼ぶ茶草場、
つまり茶畑に敷き込む草を育てる場所の意です。
冷え込む冬場にススキやササなどを刈り、干して
畔に敷くことにより、保温と保湿効果により
おいしいお茶が育つという、ユネスコから
世界農業遺産の指定を受けている伝統農法が
残る地域です。
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観察の現地は急勾配の傾斜地を含む
山全体が茶畑となっていました
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草刈り用の茶草場が随所にあります。
秋から冬にかけて萱や笹などを刈り取り
裁断して茶の株列の間に敷き込んで
堆肥、保温、養生に利用するようです。
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今回の旅で期待する主な目的は、
この草地に自生する野草の観察にあります。
背が高く強い草が除かれることにより、
陽当たりと風通しの良いスペースが
ぽっかりと出現。
そこに様々な野草が育つという構図です。
各地の里山にある茅場~
(屋根を葺く萱やススキなどの採取地)
とか野焼された草原が絶好の野草観察
スポットになっているのも
同様の技法ですね。
毎年草刈後に咲く草花や昆虫たちを
育む環境が豊かな生物多様性の実現に
役立つというのも嬉しいことです。
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カヤやササなどの繁茂で守れれた
カヤ場は、刈り取り後の春に
雑草が芽吹く前にハルリンドウや
スミレ、ショウジョウバカマ、タンポポなどが
一斉に開花するようです。
ハルリンドウ 春竜胆
  リンドウ科リンドウ属
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東山いっぷく処
  煎茶&水出し茶を振る舞われました。
  農法の解説、野草の自生情報など
  地元ならではのお話が聞けるのは
  訪問者にとって一番の楽しみです。
  どこでも皆さんの親切が嬉しい
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この記事へのコメント

2019年03月27日 12:03
静岡へお出かけでしたか、掛川へは出かけたことありませんが、静岡市は夏涼しく冬暖かい温暖な気候で素敵なところです。春リンドウが咲いてましたか、群生見事です。草が刈り取られた後の野草の探求ですか、そろそろスミレが現れる頃ですが如何でしたか。お元気で何よりです。
2019年03月27日 16:32
茶草場とはそういう意味でしたか。チャノキは木なのになぜ草?と思っていたんですよ。
ハルリンドウが綺麗に咲いていましたね。お天気がいまいちでしたか。
2019年03月27日 22:57
 茶畑の緑のうねりが美しいですね。
いかに丹精されているかが一目瞭然です。
茶草場と言う言葉は知りませんでした。
その草草の間にハルリンドウを見つけたの
ですね。花びらの切れ込みがいいですね。
色も素晴らしいです。(^^♪
2019年03月28日 05:11
 以前、NHKの番組で、茶草場の自然を取り上げたものを見たことがあります。ススキ草原にはいろいろな花が咲きますね。
 冴えた花色のハルリンドウをご覧になりましたか。良いですねえ。お出かけすると、いろいろな収穫があるので楽しいですね。

 埼玉の入間、所沢、狭山、川越にかけては狭山茶の産地ですが、草をすき込むということはしていないようです。地域によりいろいろな農法があり、独特ですね。
2019年03月28日 15:19
寿々木さん、こんにちは。
ハルリンドウの群生見事でした。
スミレも色々咲いていました、
2019年03月28日 15:23
長さん、こんにちは。
画像が多くて目下苦闘中で余裕がありません。
失礼しています。
天気は曇りでした。
美しい花にあえて満足です。
2019年03月28日 15:47
なおさん、こんにちは。
自然百景ごらんになられましたか。
それが縁で行きたくなりました。
花と良い出逢いがあり、地元の方からは
親切なもてなしを受けました

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